行天宮三宮の主要建築物の外壁には伝統的な赤が用いられています。これは関聖帝君の崇高な神格である「忠誠心」を象徴しています。
行天宮の拝亭では「手洗い場」で身を清めて身なりを整えることができます
手洗い場の間には鏡があり、鏡の上に「問心(心に問う)」と書かれています。しばしば自身の心に問いかけて反省し、行ないを正すことで神のご加護が得られます。
*「紅心は福禄寿、黒心は病貧苦」。紅心(正しい心、正しい行ない)には、神明が幸福と富と長寿を与え、黒心(悪い心、悪い行ない)には病や貧困、苦痛などの罰が下されることを意味します
梁と柱の接合部を直角に安定させ、螭龍や草花の装飾が施されています。
中国の伝統建築では前殿と正殿をつなぐ建築物を「護龍」と呼びます。